挑戦することに挑戦する
「あとになって後悔の思いはしたくない。」
そのときの自分の気持ちを大切に、やりたいと思ったことに手を挙げました。
今までは、
「これやってみたいけど、ここは私が引いた方がスムーズかな…。」
「これは誰もやらなそうだから、私がやるかな…。」
そんなふうに選んでいたことがたくさんありました。
これを書いていて、小学生の頃の劇の役決めの場面を思い出しました。
人魚役に立候補してから、おばあちゃん役に手を挙げ直した私!
『鏡の中のぼく』動画上映が始まるとき、舞台の上でライトアップされたピアノの椅子に座りました。
想定外の出来事は日々いろいろあるけど、
同じ舞台の反対側で目が合った仲間、
暗幕一枚の向こう側で“今”を作り上げている仲間、
一つの曲を一つの心で何度も合わせてきた仲間を感じ、
「これは想定内のことなんだろうなぁ…。」
そう思ったとき、
“ラ”の音を大切に響かせることにもう一度集中出来ました。
講演会終了後は、たくさんの方に嬉しい言葉を頂きました。
ありがとうございました!
そんな中、私はこの子の感想を楽しみにしていました。
聞いてみる…いや、私から聞く前に言ってくれました。
息子「お母さん、じょうずじゃなかったよ。
◯◯くんの知ってるお母さんの方がじょうずだよ!」
私「そっか…。ありがとう!」
この会話の4時間後、私たちは家に帰るために高速を走っていました。
スタッフとして参加したい!という母と、
馬場さんの話を聞いてみたい!という父と共に、
『鏡の中のぼく』講演会参加2回目の息子。
高速で、隣でぐっすり眠っている息子の顔を見たら、息子の言ってくれた感想がジワジワと響いてきました。
誰よりも、ずっとそばで応援してくれていたんだよね。
ありがとう。
挑戦することに、また挑戦しよう。
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